2023/10/10 - 11/2 で読了。
買って数年積んでたけど、このたびの危機に際してさすがに読んどかねばと思った。
レイルハンメル(苦渋の夜)、第四次中東戦争の初動などの失敗も数多くあった。完璧な組織などないということだろう。
イスラエルがものすごい戦闘国家であることも改めて思い知らされた。生き延びるために報復・暗殺は当たり前、行動原理ほぼヤクザやん。
ホロコーストがあったし私はユダヤ人に同情的だったが、今回のガザでの非道ぶりを見るとそんな生ぬるい感情は持てなくなってしまった。
(もちろん大多数のユダヤ人は平和を望んでるはず。イスラム教徒も。)
覚え書き
- p.41 最高学府 よくある誤用では? イスラエルには複数の最高学府がある。
- p.51 アヴラハム・ダル 綴り調べようとぐぐっても出てこない。英語やと Avram Dar みたい
- p.80 「指揮官が現場で直接作戦行動に参加することは理解できない」w
- p.91 「上官から信用されていなかったため、いつも彼のミグには燃料が満載されることがなかった」
- p.109 X委員会。イーロン?
- p.113 「裁判中に知り合ったノルウェー人弁護士と結婚」w
- p.133 真珠湾との類似点
- p.140 サンダーボール作戦、ベンツ登場の場面が映画的
- p.146 オペラ作戦、イスラエルへの非難決議。このころもか
- p.148 ユダヤ教を信仰する者は皆ユダヤ人 『私家版・ユダヤ文化論』で知ったな
- p.152 うっかりとこのモーセ作戦について、記者達に話してしまった
- p.168 レバノン侵攻の決定がむちゃくちゃ。やばい国
- p.171 BBCニュースによって初めてこの虐殺について知った
- p.177 「20万枚にも及ぶミラージュ戦闘機の設計図」!
- p.181 MICE = Money, Ideology, Coercion, Ego
- p.185 イスラエルでは10人に一人が兵器産業に関わっており
- p.192 ニールの愚行
- p.196 サンデー・タイムズの裏取りがすごい
- p.197 ハラハー
- p.203 アブー・ジハードの筆跡から「精確さと分析能力を持ち合わせた極めて知的な人物」ってそこまでわかるの?!
- p.233 HUGINT
- p.242 戦略 >> 戦術
- p.243 「大量破壊兵器が見つからなかったのはあくまでも結果論でしかない」という思想