武書房

GREEのレビュー機能が終わるので今後はこっちに書きます。

父のなくしもの

出てすぐ買ったけど、心の準備が…って感じでしばらく積んでた。

2019/9/16ついに読了。

父のなくしもの (ビームコミックス)

父のなくしもの (ビームコミックス)

 

こんなんあかんて、泣いてまうて。

豪放で繊細で不器用ないかにも昭和の男。って美化するのは安直で、現代の基準に照らすと incorrect な面も多い(DV、ネグレクトなど)のだろうが。それでも松田先生が描くと愛すべき弱く優しい人たちに見えてくる。それだけに切なさ、寂しさ、人生の儚さといったものが迫ってくる。

私も私の家族たちも、いつか必ず死ぬ。それまでに少しでも、心地よい「居場所」に居たいな。