武書房

GREEのレビュー機能が終わるので今後はこっちに書きます。

そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

20191/2読了。なんともう1年前かw

きくまこ先生が薦めてたのを見て買った。面白くて勉強になりました。

そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

 

この本の主張をあえて一言で言うなら、松尾先生の「あとがきにかえて」タイトルである「日本に左派の反緊縮運動を!」だろう。脱成長、緊縮財政をなぜか好みがちな日本の「左派」に危機感を持つ有識者たちが各界の知見を交えて鼎談した本。

自民党に勝ちたい野党議員には全員読んでほしい。たしかに安倍は醜悪で低俗、しかし野党はもっとマシな経済政策を打ち出さんと政権は取れない、国は救えない。

Chav(日本で言うとDQNか)、ポピュリズム(民衆主義)はむしろ良くて悪いのはポピュラリズム(人気主義)、など新しい言葉も学べました。あとソフトカバーの質感もなんというか neat で気持ちいい。