武書房

GREEのレビュー機能が終わるので今後はこっちに書きます。

『イミテーション・ゲーム』を観た

あの西田藍さんがtweetしてたのを見て、特に思い入れも期待もなく、「まあコンピュータの創造神の一人やし」ぐらいのノリで、時間が合ったから観に行ったのですが。

それこそ『ノイマン 人間を超えた男』とか『ブール教授の残念な最期』みたいな映画でもよかったんですが。

 

「打ちのめされるようなすごい映画」であった。

人生で一番泣いた映画や。120分中80分は泣いてた。

最後の方はもう嗚咽っていうのか、「ウ……ヒッ(裏声)」みたいな声を抑えられないほどになっていた。こんなの初めて!

ちょっと頭がアレな人なら「そうか…僕の前世はチューリングだったんだ!!」とか言い出してもおかしくないレベルで、心震えた。

 

映画的な脚色で魅せてる部分もあるのだろうが、やはりチューリングという人の天才と、その人生の悲劇性が圧倒的だった。

これ同性愛の人は絶対観た方がいいんちゃうかな。(私は異性愛者なので、想像で薦めてますが)

 

WW2中イギリスの服装や建物、調度品などの雰囲気も良かった。

bracesがかなり一般的やな。意外と襟はワイドじゃないな。帽子の女性いいな、など。

MI6のおっさんが鬼渋かった。(6ボタンダブル)

 

字幕が松浦美奈さんというのも良かったのかも。

 

はてなは上映中映画の引用はできひんみたいやな。ちょい残念