2015/5/9*1、有名なSF作品を読了。
- 作者: ロバート・A.ハインライン,牧眞司,Robert A. Heinlein,矢野徹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/03/15
- メディア: 文庫
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600㌻超の大作!なのでずーっと積んでた。
邦訳が出たのは1976年で、直訳調の硬い/難解な文がところどころあり、正直読みづらい。「これは訳者も意味を取れてないのでは・・」という箇所もある。
しかしさすが古典的名作とされてるだけあり、後半は面白くなってきてぐいぐい読めた。
いやー、こんなに政治/経済/哲学的に射程の広い話とは! そして登場人物(+機械)が魅力的。
色んな要素が高密度に詰まった、ハイテンションが続く娯楽大作でした。
(とはいえ、実は長すぎて三章はちょいダレた。はよ結果書いてくれ~と)
一応ハッピーエンドだろうが、余韻は切ない。
主人公マヌエルは腕利き(というか月世界で唯一の?)計算機技術者、つまりプログラマ。
まあ1966年の作品てことで、今から見ると「中央集権すぎやろ」とかつっこみ所は多々あるがw。なんせWWW以前、携帯電話もない、どころかパソコンも登場する前の時代やからなー。
しかし、その頃既に今で言うIoT(?)的な世界観が夢想されてたわけやな・・
*1:いちおう投稿日時は任意に変えられるんやな。
http://staff.hatenablog.com/entry/2012/02/17/180226
しかしある種の改竄してる感が煩わしいので、リアル投稿日時だけ使ってればいいかな俺は。
あと脚注内で改行もできると。よかった。