けさ未明、有名なこの本を読了。
Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選
- 作者: 高林哲,鵜飼文敏,佐藤祐介,浜地慎一郎,首藤一幸
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2006/11/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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感無量。
なんせ2012/6/9に広島丸善で買って、読み始めたのが2013/2/23。
その後ちびちび読んでは難しくて止まって。
どんだけ積んどんねんゆう話やな。
バイナリというので浮動小数点とかマシン語周りの話かと思ったら(それも#97~で出てくるが)、Linuxのマニアックなシステムコール、GNU拡張など、意外と「高層」なネタが多かった。そして高度。
Tipsがキリよく100個、それぞれほぼ独立してるからどこからでも読める、のだがマニアックかつ難解なネタが多くて。かなり苦労しながら読んだ。
「一生経験しない方が幸せな変態プレイ」の類も多い。try/catch使わず例外処理を自力で書くとか。
「この人たちはなぜそこまでするのか…」と思ってしまう。
これらの高等(かつ低層)テクニックを全部覚えるのは難しい。ていうか無理。
しかし、こういうネタを一通り知ってると、「謎のバグ」を解析したい、どうしても性能をもうちょい上げたい、といったときに役に立つかもしれない。
「あー、なんかそういう技あったような…」って思い出せたら。
てことで、職場に持ってって座右の書にしよう。
しかし発売は2006年末。今はもっと「バイナリアン」の技法も(進|深)化してるんやろな。
大変な業界ですわ・・
当たり前ですけど、字数制限なしに書けるのは気楽でいいっすね。
しかしタイトルつけるのがめんどい・・