武書房

GREEのレビュー機能が終わるので今後はこっちに書きます。

人生はゲームなのだろうか?

Twitter で見かけて、ちょっと面白そうと思って買ってみた。
2022/5/6、実家~広電で読了。

人生はゲームなのだろうか?
直感的にはそら違うやろ、「冷蔵庫と野菜ぐらい違うやろ」「高校と部活ぐらい違うやろ」「まあ『ゲーム』の捉え方にもよるか」と思って読み進めたら、その論証というか考察の仕方が大体合ってて嬉しかった。

そういう〈答えのなさそうな問題〉の「考え方」をじっくり・丁寧に解説してくれる本です。
文体が非常に口語的で読みやすい(そこが軽薄で気に入らん!という人はいるかもだが)。ので、中高生~若手社員ぐらいの、物事を「ちゃんと考える」ことに慣れてない人たちにお薦めできそう。
とか書いてる私も、「うすうす分かってた」ではその次を考えられない、という主張はごもっともと思いました。

余談だが、コルシカさんのかわいい系イラストで懐かしのチェリオ「BOMB KAT」を思い出した。
あと意外にも著者は滋賀出身の人でした。

~やっぱりあった脱字~

  • p.195 物だけ「で」はなくて