武書房

GREEのレビュー機能が終わるので今後はこっちに書きます。

老人と海 (新潮文庫)

さて最後の冬休み読書録。

これは一番積み期間長かったな。なんせ買ったの2003年…就職した年やな。

老人と海 (新潮文庫)

老人と海 (新潮文庫)

 

予想はできたけど、男臭くストイックで、喉が渇きそうな小説でした。終始ハイテンション。

多くは語らない孤独な海の男・サンチャゴが渋い!

でも独り言は多すぎ!

そしてがんばりすぎ!「お爺ちゃん、あんま無理しないで!」と言いたくなる。

でもこういうの好きな人は好きやろなあ。

サンチャゴの気持ちもわかる気がするし。

 

訳者の福田恆存氏が、解説で「アメリカ文学って大したことないと思ってたけど、この老人と海はいいんじゃない」みたいにわりとズケズケ書いてたのも印象的でした。