武書房

GREEのレビュー機能が終わるので今後はこっちに書きます。

悲しみのイレーヌ

『その女アレックス』はたしか2014末に読んで衝撃を受けた。

で、ちょっと前に原田英男さんがtwitterで書かれてたのを見て、2015末も読んでみました。年末恒例ピエール・ルメートルにしよかなと。2015/12/31読了。

悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)

悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)

 

まーこれも陰惨な話でしたw。

『アレックス』読んでたらサッドエンディングなのはわかるので、読むのがつらい、でも止まらない面白さ。

相変わらずルイもアルマンもいい味出してる。

 

これも先人たちへの敬意、引用に満ちた作品でした。映画の『桐島』といい『キングスマン』といい、そういうメタっぽいものは世界的な流れなんですかね。