帰宅は毎晩25時過ぎ、3連休も全部出る。何年ぶりかでそんな非知性的な生活してるので、めっきり読書量も減ってしまった。
そんな中、久々の2連休にやっと読めた。
いわゆる知識人という人にとって「反知性主義」というものを語るのはわりと難しいのかもしれない。「○○は反知性的だ」と決めつけること自体が反知性的な振る舞いと見なされたりもするので。
その難点を、複数の論者(ウチダ先生と、親しい人たち)の意見を併記することで、この本は回避しようとしてるように思える。
論者ごとに「反知性主義」についての定義は微妙に違ってる。分量、お題との間合いの取り方も様々。まあ「気ぃつけなあかんよ」という点は共通してるかな。
内田さんx名越さんの対談「身体を通した直感知を」が一番面白かった。
名越さんは33歳の頃、急に知性への渇望みたいなものに目覚めたらしい(それまでは父親に反発して活字からは遠ざかっていた)。そこから6~7年間、哲学書や「世界文学」を毎晩読みあさったと。
ウチダ先生によると「キャッチアップってけっこうすぐ済む」、「早い人だと2年で追いつける」らしい。そ、そうなのか!?
というわけで、俺も「教養」に「キャッチアップ」するぞ!!と決意させてくれた。ありがとうウチダ先生。
とりあえず今夜はマッドマックス観に行く!