何種類かのスケベ心から買ったこの本を今朝読了。
- 作者: 吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/02/25
- メディア: コミック
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2008年6月~2009年6月の、漫画というより文字通り「絵日記」。なのでけっこうな情報量があり、読むのになかなか時間がかかった。
家でダラダラTV見てコンビニで立ち読みしてぶらぶら図書館寄って、たまに病院、断酒会……という一見「無職中年」のようなライフスタイルでありながら、実はかなりの量の本や映画などを、厳しい批評眼で読み・見てらっしゃる。吾妻先生の好奇心というか、「(サブ)カルチュア摂取欲」のようなものの強さに感服しました(SF・美少女寄りとかはあるでしょうが)。
巻末には担当編集者F氏との対談(?)「巨匠・吾妻ひでお先生、JKを熱く語る」も収録され、お得感ある。そこでなんと「JKウォッチング」の秘技が明かされる。「チラッと」「服装を」見てスケッチしてただけとは!(長時間見ると通報されるため)
名言ぽいのも出ました。
女の子の絵というのは、常に描いていないと描けなくなってしまうんですよ
これたぶん、すべての技芸に通じる話ですね。
個人的には、30年前買ったギターを引っ張り出してきて再開したという話が良かった。(最近Twitter上で人気の『しん・のた魚』の生演奏BGMは、おそらく南澤先生の『ソロ・ギターのしらべ スタジオジブリ作品集』から来てるのでしょう…)
井の頭公園で野外演奏デビューもされていたとは!! ちょうど私が三鷹に住んでた時期なので、ニアミスもしてたかも……と感慨深くなりました。